「2ml/㎡」の法則 〜ナノゾーンコートの施工基準
ナノゾーンコートの施工には、
「1㎡あたり2ml」
という施工基準があります。
「1㎡に2mlだけ?」
初めてこの数字を聞かれる方は、少し少なく感じるかもしれません。
しかし、この「2ml/㎡」という数字には、ナノゾーンコートに使用されるナノレベルの自己結合性酸化チタンの特性が関係しています。
今回は、目には見えない「ナノ」の世界から、ナノゾーンコートの「2ml/㎡」の法則についてご紹介します。
約2nmの自己結合性酸化チタン
ナノゾーンソリューションには、粒子径約2nm(ナノメートル)の自己結合性酸化チタンが、濃度0.16%で配合されています。
1nmは、1mの10億分の1。
約2nmという大きさは、私たちの目ではもちろん見ることのできない、非常に小さなサイズです。
では、この大きさがどれほど小さいのか。
ウイルスや細菌と比較してみると、その違いがよりイメージしやすくなります。
ウイルスや細菌と比べると、どれくらい小さい?
一般的なサイズの目安として、
- 自己結合性酸化チタン:約2nm
- インフルエンザウイルス:約100nm
- 大腸菌:約1,000nm(1μm)
となります。
つまり、自己結合性酸化チタンは、
インフルエンザウイルスの約50分の1、
大腸菌の約500分の1
というサイズです。

このように、ナノゾーンコートに使用される自己結合性酸化チタンは、ウイルスや細菌と比較しても圧倒的に小さな粒子です。
この「小ささ」こそが、「2ml/㎡」を考えるうえで重要なポイントになります。
1㎡あたり2mlに、どれだけの粒子があるのか
ナノゾーンコートの一般的な施工では、1㎡あたり2mlのナノゾーンソリューションを噴霧します。
では、その2mlの中には、どれほどの数の自己結合性酸化チタン粒子が含まれているのでしょうか。
粒子径約2nm、濃度0.16%、1㎡あたり2mlという条件から計算すると、
1㎡あたり約1.96×10¹⁷個
もの自己結合性酸化チタン粒子が存在する計算になります。
数字にすると、
約196,000,000,000,000,000個。
一見すると「2ml」というわずかな液量ですが、その中には非常に膨大な数のナノレベルの粒子が存在しています。

インフルエンザウイルス(約100nm)1個の接地面下には約1,500個
大腸菌(約1μm)1個の接地面下には、約15万個
自己結合性酸化チタン粒子が存在する計算になります。
ナノレベルで見ると、粒子は高密度に存在する
さらに、1㎡あたり2mlという条件における粒子の平均間隔を計算すると、
約2.3nm
となります。
つまり、目には見えないほど小さな粒子が、ナノレベルの間隔で施工面に存在するイメージです。
「2ml」という液体の量だけを見ると少なく感じても、ナノサイズの粒子という視点で見ると、その中には膨大な数の粒子が含まれていることがわかります。
「2ml/㎡」は、ただの施工量ではありません
コーティングと聞くと、
「たくさん塗ったほうが、しっかりコーティングできるのでは?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、ナノゾーンコートは、厚い膜を形成することを目的としたコーティングではありません。
約2nmという非常に微細な自己結合性酸化チタンを含むソリューションを、施工面に適切な量で噴霧し、表面に定着させていきます。
だからこそ、
「2mlしか使わない」のではなく、
「ナノサイズの粒子だからこそ、2ml/㎡という施工基準が成立する」
という考え方になります。
表面の細かな凹凸にも入り込む、ナノサイズの粒子
建物や家具、車内など、私たちが触れている表面は、一見すると平らに見えても、ナノレベルで見ると細かな凹凸があります。
約2nmという非常に小さな粒子だからこそ、こうした表面の微細な凹凸にも入り込み、施工面に定着していきます。
目で見えるような厚い膜をつくるのではなく、ナノレベルの粒子を施工面に存在させる。
ここにも、ナノゾーンコートの大きな特徴があります。
「2ml/㎡」の法則
ナノゾーンコートは、1㎡あたり2ml。
この施工基準を、「2ml/㎡」の法則と呼んでいます。
これは単純に「少ない量で施工できる」という意味ではありません。
約2nmという微細な自己結合性酸化チタンを、適切な濃度・施工量で施工面に定着させる。
その結果、1㎡あたり約1.96×10¹⁷個という膨大な数のナノ粒子が存在することになります。
つまり「2ml/㎡」とは、
ナノサイズの粒子だからこそ成立する、ナノゾーンコート独自の施工基準
なのです。
(マーケティング丹羽)

