光触媒って、どんな仕組み?
「光触媒って、言葉は知っているけれど、何なのかと聞かれるとよく分からない。」
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、光触媒(酸化チタン)がどのように働くのかを、この図をもとにご紹介します。
① 光が酸化チタンに当たる
まず、太陽光や室内の照明などの光が、施工面に定着した酸化チタンに当たります。
酸化チタンは、この光のエネルギーを受けることで、光触媒として働き始めます。
② 活性酸素が発生する
光を受けた酸化チタンの表面では、「活性酸素」が発生します。
③ 有機物を分解する
発生した活性酸素が、菌・ウイルス・カビ・臭いの原因物質などの有機物に触れると、それらを水や二酸化炭素などの無害な物質へと分解します。
これが、光触媒作用の基本的な仕組みです。
注目ポイント① 酸化チタンは消耗しない
光触媒の大きな特長は、酸化チタンそのものは消耗しないという点です。
どれだけ菌やウイルスなどの有機物を分解しても、酸化チタン自体が減ったり、なくなったりすることはありません。
酸化チタンは、光が当たり続ける限り、繰り返し活性酸素を発生させることができます。
これが、酸化チタン光触媒が長期間にわたって継続的に働く理由です。
注目ポイント② 施工面そのものを分解することはありません
「そんなに分解するなら、施工した壁やシートまで傷んでしまうのでは?」
そんな疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
実は、光触媒は光が当たった面でしか働きません。
図のように、酸化チタンの施工面と接している側には光が届かないため、その部分では活性酸素は発生しません。
つまり、施工面そのものを分解したり傷めたりすることはないのです。
活性酸素が発生するのは、光が当たる酸化チタンの表面だけ。
光の当たる表面でのみ光触媒作用が働き、菌・ウイルス・カビ・臭いの原因物質などの有機物を分解し続けます。
光触媒は「薬剤」とは考え方が違います
光触媒の効果は、「薬剤を塗って菌やウイルスを殺す」というものではありません。
酸化チタンが、光のエネルギーを利用して活性酸素を発生させ、有機物を分解し続ける仕組みです。
そのため、薬剤のように成分が消費されることなく、光がある環境では継続的に働き続けることができます。
いかがでしたでしょうか。
光触媒は、日本で発見された世界に誇る技術です。
「光が当たることで活性酸素が発生し、有機物を分解する。」
仕組みを知ると、光触媒がなぜ長期間働き続けるのか、そしてなぜ薬剤とは全く違う技術なのかが見えてきますね^^
(マーケティング 丹羽)

