ナノゾーンコートには施工基準があります〜1Lで約500㎡施工の理由
ナノゾーンコートでは、施工品質を維持するために標準施工量を定めています。
その基準が
ナノゾーンコートの施工に使用する液剤ナノゾーンソリューション
1Lあたり約500㎡
です。
これは単なる目安ではなく、施工面に適切な量の自己結合性酸化チタンを定着させるために定められた施工基準です。
施工面積に対して液剤が少なすぎると、必要な量の酸化チタンが定着せず、本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。
そのためナノゾーンコートでは、
「1Lで500㎡を超えて施工しない」
ことを施工上の基本ルールとしています。
では、なぜ500㎡という基準になっているのでしょうか。
1㎡あたりの液剤使用量は約2ml
ナノゾーンコートの標準施工は、1L(1000ml)で約500㎡施工です。
これを1㎡あたりに換算すると、
- 1層施工:約2ml
- 2層施工:約4ml
- 3層施工:約6ml
となります。
施工店様やお客様の中には、「たった2mlで本当に大丈夫なの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。その疑問にお答えするためには、弊社独自の光触媒技術、自己結合性酸化チタン粒子の大きさを知っていただく必要があります。
2nmの超微粒子が1㎡あたり約19京個
ナノゾーンコートに使用している自己結合性酸化チタンは、直径約2ナノメートル(2nm)の超微粒子です。
この粒子は、あいちシンクロトロン光センターでのX線吸収分光分析により、光触媒活性の高いアナターゼ型に近い結晶構造を持つことが確認されています。
アナターゼ型酸化チタンの密度(4.0g/cm³)を用いて計算すると、1㎡あたり約3.2mgの自己結合性酸化チタンの中には、約19京個(1.9×10¹⁷個)もの粒子が存在することになります。これは保守的な計算値であり、
実際にはさらに多い可能性があります。
接触確率という考え方
菌やウイルスのサイズは約20〜1000nm程度です。
つまり、自己結合性酸化チタン粒子(2nm)と比較すると、10倍〜500倍以上の大きさがあります。
施工面には、1㎡に約19京個という膨大な数の自己結合性酸化チタンが存在するため、菌やウイルスが施工面に付着した際、酸化チタン粒子への接触を回避することは物理的に困難な状態と言えます。
これが、1㎡あたり約2mlという塗布量で機能する理論的な根拠です。

重ね吹きは何のため?
病院やオペ室、高頻度接触部位、臭気負荷の高い環境などでは、2層・3層施工を行う場合があります。
これは「不足しているから重ねる」のではありません。
重ね吹きの目的は「菌·ウイルスが表面に接触した際に必ず酸化チタンに触れる状態をつくる」ことにあります。
1層施工でも実用上十分な接触確率を確保できますが、オペ室·外壁など高リスク環境では2~3層の重ね吹きにより接触確率と分解速度をさらに高めているのです。
施工品質を守るために
ナノゾーンコートの「1Lで約500㎡施工」という基準は、施工面に必要な量の自己結合性酸化チタンを定着させるために定められています。
重要なのは、
目に見えないからこそ、感覚や経験だけに頼るのではなく、施工基準に基づき、決められた面積に必要な量の自己結合性酸化チタンを確実に定着させることです。
そのため、公認施工店では施工面積と使用量を管理しながら施工を行っています。
ナノゾーンコート施工について
ナノゾーンコートの施工は認定施工店にて行っています。
お近くの認定施工店はこちらからご確認いただけます。
(マーケティング 丹羽)

