安全な水と穏やかな暮らしを未来へ
SDGS-6
日本で暮らす私たちは、蛇口をひねれば当たり前のようにクリーンな水を得ることができます。
しかし、世界にはいまも22億人以上が安全な水道設備のない暮らしを送り、約4億1,900万人が屋外で排泄を余儀なくされているといわれています(ユニセフ調べ)。
日本では清潔で安全な水が当たり前のように生活に根付いていますが、水道水が飲める国は日本以外に、オーストリア・アイスランド・アイルランド・スロベニア・デンマーク・ドイツ・フィンランド・南アフリカ共和国・ノルウェーの9か国と、オーストリアのシドニーとスウェーデンのストックホルムの2都市のみです。そう思うと、本当に日本は恵まれています。
以前、ベトナムの友人から「地域の人々が安心して使える水が欲しい」と相談を受けたことがありました。私は最初、ミネラルウォーターを思い浮かべましたが、彼が求めていたのは“買った水”ではなく、“そこにある水を安全に使えるようにする技術”でした。この気づきが、私にとって水と暮らしの安心を探求する出発点となり、NanoZone Japan設立の原点となりました。
改めて振り返ると、日本は世界でも数少ない「水道水をそのまま飲める国」です。清潔で衛生的な暮らし、豊かな食料や高品質な製品に囲まれた日常は、決して当然のものではありません。COVID-19の世界的流行は、そのことを強く思い出させてくれました。生活空間が安全であること、家族と共に安心して過ごせること――その大切さに気づかされたのです。
水は山から川へ、そして海へと循環し、環境と切り離すことはできません。私たちが取り組む光触媒技術は、その環境を守り、清らかな水や空気を未来へとつなぐ力を持っています。ナノゾーンコートやナノソルCCを広めていくことは、製品を届けること以上に、環境浄化を通じて社会に貢献する取り組みなのです。
私たちがめざすのは、誰もが安心して暮らせる社会。
そして、その暮らしに「穏やかさ」をもたらすことです。
いちばん長く過ごす場所を、いちばん穏やかに過ごせる場所に。
清らかな空間から、穏やかな暮らしを。
ナノゾーンジャパンは独自の光触媒「自己結合性酸化チタン」を通じて、社会に寄り添い、これからの時代に必要とされる安心と穏やかさを未来へ届けてまいります。
広報:清水