すべての人に安心と健やかな暮らしを~貧困を考える~
皆さんは、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール1が何かご存じでしょうか?
それは、「貧困をなくそう」という目標です。
日本に暮らしていると、貧困という言葉を遠い世界の話のように感じるかもしれません。しかし、実際には年収127万円以下で生活する人々が「相対的貧困」と定義されており、国内でも6世帯に1世帯がこの状況にあると言われています。もちろん、生活スタイルや収入の種類によって一概には判断できませんが、相対的貧困の世帯数が年々増加しているのは事実です。
さらに、貧困とは単に経済的な困窮だけを指すものではありません。教育の機会が限られていること、差別やジェンダー格差によって社会参加が妨げられていることなど、多様な側面を含んでいます。これらは「多次元貧困指数(MPI)」という指標で測られ、人々が日常生活の中でどのような形で困難を経験しているかを示しています。
私たちナノゾーンジャパンは、光触媒技術を通じて人々の健康と安全を守ることを使命としています。清潔で安心できる環境は、教育や就労の機会を広げ、結果として貧困の連鎖を断ち切る一助になると考えています。
現在、弊社では保育施設や高齢者施設などへの施工を通じて、衛生環境の向上に取り組んでいます。今後は、教育機関や地域コミュニティとの連携を強化し、より多くの人々が安心して暮らせる環境づくりを目指してまいります。
また、社員一人ひとりがSDGsの視点を持ち、日々の業務の中で社会課題に向き合うことが、持続可能な未来への第一歩だと信じています。地域の皆様と共に、貧困のない社会を目指して歩んでいくことが、私たちの願いです。
ナノゾーンジャパンは、これからも「技術」と「思い」を社会に届ける企業として、SDGsの達成に向けて取り組みを続けてまいります。
広報:清水