How-to

ナノゾーンコートは何年もちますか?

お客様や施工店様からよくいただくご質問のひとつが、
「ナノゾーンコートの効果はどれくらい持続するのですか?」というものです。

◆ 結論からお伝えすると――
ナノゾーンコートの持続期間は、“半永久的”です。

なぜ「半永久」なのか?

その理由は、ナノゾーンコートに含まれる自己結合性酸化チタンが、接着剤を使わずに施工面に「自らくっつき続ける」構造を持っているからです。

ナノゾーンコートの酸化チタン粒子は、世界最小レベル(2〜3ナノメートル)にまで小さくされており、
重力の影響を受けず、施工面とファンデルワールス力(ヤモリの足裏と同じ原理)によって引き合い、
一度くっつくと、簡単には剥がれません。

つまり、壁紙や塗装、建材の表面が剥がれない限り、ナノゾーンコートの効果も持続し続けるのです。

耐久性は実証済み(エビデンスあり)

ナノゾーンコートは、8年間にわたる耐久テストをクリアしており、この期間中、効果の継続が確認されています。

「じゃあ9年は?10年は?」と聞かれることもありますが、現在、光触媒業界でこれほど長期にわたって効果を検証した例は非常に稀です。

8年というのは業界最長レベルの試験結果であり、「これ以上の年数をテストする実用性は乏しい」という理由から、“十分なエビデンス”と位置づけられています。

▶︎エビデンスに関する詳細 はコチラ

ただし「触れる場所」は注意が必要です

実際の住環境では、ドアノブやスイッチなど、人がよく触れる部分は素材自体が摩耗しやすく
それにともない光触媒層が削られてしまう場合があります。

このため、ナノゾーンジャパンでは、2年に1度のメンテナンスチェックをおすすめしています。

  • ルミテスターを使って効果を数値でチェック
  • 素材の摩耗や交換によって新しくなった場所の再施工
  • 必要に応じてナノソルCCでの追加スプレー

こうした定期的なチェックを行うことで、常に清潔な空間を保つことができます。

特に医療施設などでは、2年ごとにチェックポイントを定め、ルミテスターで測定しながら、効果の持続と必要なメンテナンスを実施しています。

 

 ナノソルCCでの補完も可能

ナノゾーンコートは「定着型」光触媒ですが、持ち運びができるスプレータイプのナノソルCCを併用することで、気になる箇所や新たに設置した備品などへのスポット対策も可能です。

ナノゾーンコートの効果は「続く」が「見直しも大事」

  • 施工面が維持されていれば効果は半永久的に続く
  • 業界最長の8年耐久テスト済み
  • 接着剤不要の自己結合性酸化チタン
  • 定期的なメンテナンスでさらに安心

ナノゾーンコートは空間そのものに“自ら清潔を保つ力”を宿すコーティング技術です。

長く快適な環境を保つために、定期的な見直しやスポット対応もセットでご活用ください。

 

ご質問や再施工のご相談もお気軽にどうぞ。

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(マーケティング 丹羽)

 

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