式典後も楽しめる“長持ちコサージュ”──ナル生花様がナノソルCCを活用
卒業式や入学式などのセレモニーで活躍する「生花のコサージュ」。その美しさをできるだけ長く楽しんでもらいたい──そんな想いから、大阪市で生花販売を手がけるナル生花様は、新たな取り組みとして“美しさが長持ちする生花コサージュ”の開発に挑戦されました。
他にないコサージュを目指して
唯一無二のコサージュを生み出すため、約1年にわたり試行錯誤を重ねられたナル生花様。当初はバラをはじめとしたさまざまな花で試作を繰り返されたそうですが、最終的にたどり着いたのは「蘭の花とかすみ草の組み合わせ」でした。
蘭の花は花もちが良く、美しさを長く保てるため、コサージュに最適な素材だったのです。
課題は“花を長持ちさせる水分供給”
一般的なコサージュは、針金とテープで花をまとめた構造のため、水分供給ができず2〜3日でしおれてしまいます。ナル生花様はこの課題を解決すべく、自社開発のコサージュ用給水ボトルを考案。これにより、2週間以上美しさを保つコサージュの実現に成功されました。
しかし一方で、花の延命剤として使用していた液剤に含まれる糖分によるベタつきや衣服への色移りといった問題が浮上しました。
花の延命にナノソルCCを活用
そうした中で出会われたのが、私たちの光触媒スプレー「ナノソルCC」です。
ナノソルCCの原材料は水・酸化チタン・エタノール。こぼれてもベタつかず、衣服に付着しても変色の心配がありません。さらに、光に反応して有機物を分解する光触媒作用により、ボトル内の水を清潔に保ち、微生物の繁殖や腐敗臭の発生を抑える効果が期待できます。
また、蘭の花や茎から発生する老化ホルモン「エチレンガス」も分解し、花もちのさらなる向上にもつながりました。
実験と検証の末にたどりついた21日間美しさを保つコサージュ
ナル生花様はナノソルCCの特性に注目し、希釈濃度やスプレー方法などを細かく検証。3ヶ月間にわたる実験とデータの蓄積により、最も花もちが良い配合と使用方法を確立されました。
その結果、最大21日間も美しさを保つコサージュが誕生したのです。
日本一の販売数と、花にかける真摯な姿勢
ナル生花様は、現在日本で最も多く生花のコサージュを販売されている専門業者です。卒業式シーズンには20〜30名体制で数万個のコサージュを製作し、新聞・テレビ・ラジオなど多くのメディアにも取り上げられています。
使用される蘭の花は、一輪の中でも傷や割れのない、限られた部分だけを厳選。それらは、1本の大きな蘭でも2〜3輪しかなく、その他の部分は廃棄されるという、徹底した品質管理のもとで製作されています。
ナノソルCCが実現する“新しいコサージュの価値”
「式典が終わったらすぐに捨てるコサージュ」から、
「感動を持ち帰り、花の美しさをしばらく楽しめるコサージュ」へ。
そんな価値の転換が、ナノソルCCの力で実現しました。
徹底した品質管理と、光触媒の力による清潔さと長持ち効果。
ナル生花様の技術と想いが詰まった“長持ちするコサージュ”に、ナノソルCCをご活用いただけたことを、私たちもとても嬉しく思います。
今後も多くの方々の心に残る、特別なひとときを彩るお手伝いができれば幸いです。
ナル生花様のコサージュについて詳しくはこちら
https://corsage.naruseika.com/